灯台の写真の調整をしました
提出済みで、審査に通っている写真です(Adobe Stock 、PIXTA、写真AC全部通ってます)
まずは、調整前と調整後の写真から。
左が「調整前」、右が「調整後」です
左の写真の青空は、正真正銘の日本の青空の色だと思います。
空を見上げると、こんな色じゃないですか?
ただ、ストックフォトで考えたときに、本当の色がいいのか?
それとも、頭の中のイメージに近い色がいいのか?
いつも、そこを考えます。
少し前までは本当の色を基本に考えていましたが、最近は少し強調するように考えています。
自分が写真を使う(文書などを作る)場合も、わかりやすいイメージを求めますしね。
考え方はそんな感じです。実際の調整は下の通りです。
調整の順番は以下の通りです。
最初に、色収差とレンズプロファイルをチェックします。
次に白レベルと黒レベルを調整して、明るさの上限と下限を決めます。
次に、その間のハイライト、シャドウを調整して明るさを自分の欲しい方向に設定します。
次に色です。
今回は青を少し強くしたかったので、ブルーの彩度と輝度を上げています。
あとは、全体の自然な彩度を調整しています。
自然な彩度を調整したのは、青をもう少し強調するのと、太陽のオレンジ気味な色を少し強調するためです。
最後に、水平線が傾いていたので角度を調整しました。
色調整は、強調はしたいけど有り得ない色は作りたくないですので、ちょうどいいところを探すのに時間がかかります。
完全に納得いく色は、作れたことない気がします。
「まあまあいい感じ」が作れればいいかな?
完全は一生で何回くるでしょうか?
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